こんにちは。Windows Live Messenger、Windows Live Photo Galleryなど様々なソフトがセットになったWindows Live Essentialsをご存じでしょうか。10年ほど前まではWindows Live Essentials がプレインストールされていたこともあり、メール、フォトギャラリー、ムービーメーカーなどにWindows Live Essentialsを使っていた方も多いかと思います。
最新版はWindows Essentials 2012ですでにリリースから8年以上たっており、今ではすでに提供は終了となり、Windowsの再インストールなどで必要になっても新たにインストールすることはできません。しかし、ここで紹介するリンクを経由すれば、2020年現在でもWindows Essentials を新規でインストールすることが可能になります。
ということで、Windows Essentialsの新規インストールの手順を見ていきましょう。
Windows Live Essentialsとは
Windows EssentialsはMicrosoftが2017年まで提供していたフリーソフトです。Windowsの標準的な機能にメッセンジャー、メール、写真編集や動画編集といったプログラムを提供していました。
提供ソフト一覧
- Windows ムービーメーカー
- Windows フォトギャラリー
- Windows Live Writer
- Windows Live メール
- Windows Live ファミリーセーフティ
- Windows用One Drive
2010年ごろに発売されたパソコンには、これらのプログラムがプレインストールされていたこともあり、ユーザーも多かったようです。2020年現在、だいぶWindows 10への移行が進んでいますが、それでもWindows 7をいまだに使い続ける方も多く、またそれと同時にWindows 7にほぼ標準で入っていたWindows Live Essentialsのプログラムを使っている方も多いようです。
Windows Essentials 2012は2017年まで提供されていましたが、2017年1月10日にMicrosoftがサポートを終了し、新規インストールはできなくなってしまいました。
そのため、Windows 7をクリーンインストールした場合や、誤ってWindows Essentialsを削除してしまった場合、再度インストールすることができなくなってしまいました。
Windows Live Essentials 2012の新規インストール方法
Microsoftの公式サポートは終了し、公式ページから新規ダウンロードはできなくなってしまいましたが、Standalone Installerを使うことで、2020年現在でも新規インストールすることが可能です。
「Windows Essentials ダウンロード」とGoogle先生で検索すると、多くのサイトがヒットしますがそのほとんどが偽サイトか、マルウェアが組み込まれていますので注意してください。実際にダウンロード可能なサイトは7位~10位ぐらいに表示されています。
ここで紹介するリンクは私自身、実際にダウンロードし、Eset Internet Securityを使用してウイルス検査をしておりますので、安心してダウンロードいただけます。
なお、Windows Essentials 2012以前の2011、2009については下記サイトが英語版も含め紹介しています。基本的にVer. 2012で事足りるかと思いますが、万一さらに古いバージョンをインストールしたいという場合は確認してみてください。
インストール方法はいたって簡単です。ただし、Windows Essentials 2012をWindows Vista、Windows 7へインストールする場合は.NET Framework 4.0 以上が必要となります。まずはご自身のパソコンに.NET Framework 4.0 以上がインストールされてるか確認をしてください。もしまだインストールしていないという方は、こちらからダウンロードしてインストールしてください。.NET Framework 4.0以上をインストールしないと、Windows Essentials 2012のインストールに失敗してしまいます。
インストール手順は先ほどダウンロードした、Windows Essentials 2012のインストーラを実行し、手順に沿って進めていくだけです。特にネットワーク環境などは必要ないので、オフラインでもインストール可能です。
Microsoft の公式サポートが終了した2020年現在もWindows Essentials のインストールは可能です。ただし、サポートが切れているためセキュリティのリスクは当然ありますので、ご利用の際は自己責任でお願いします。